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やりたいPR

2010年4月12日

19年前の創業当時から公言している、最もやりたいPRの仕事は”選挙”と”病院”である。
いずれも広告だけではでは伝わらない、伝えにくいことがあると思う。(特にヒューマンな部分が・・・)
どちらもPRが最もむく対象であると思っている。(広告が難しい)
だが選挙はいつもある仕事でもないし、選挙が始まる時に候補者にいきなり営業に行っても難しい。
だからいつも公言しているのである。未だ依頼は来ないが・・・・。
これまで日本の選挙は大手広告代理店がサポートすることが多かった(有力候補の場合)
アメリカでは大分前からPR会社がサポートしている、特に大統領選挙は顕著だ。
それを弊社創業当時から知っていたので選挙に興味を持っていたのだ。
小泉首相の頃から日本でもPR会社が活動し始め、民主党が出てきたあたりからPR会社が世間で認知されだした。
私もだいぶ前に、福岡で同じ出身高校で国選に立候補した方から、応援募金の依頼が来たので、これ幸いと連絡して、
一時期、選挙事務所でボランティアをしたことがある。少しでも事前に内側の内容を肌で感じたかったのである。
残念ながらまったく勉強にならなかった、泡沫候補で且つ綺麗事だけをならべる演説で話しにならなかった。
黙ってDMの住所書き等を2週間ほどやりながら活動状況を観察していたが、最後は我慢しきれずに候補者に言った。
選挙は戦いではないのですか? この戦略では勝てませんよ、と。(素人にもわかる状況であった)
候補者は、最初ポカンとしていたが、気を取り直してこう言った、私の心は必ず有権者に伝わりますと。
私は言った、伝わる主義や主張の内容ではなく、勝つ為の戦略や仕掛けが必要ではないですか?と。
候補者はもちろん落選した、次にもつながらいない、単なる自己満足であった。
私なら泡沫なりのゲリラ戦法でいく、自民候補(今は民主?)と対等になる公開討論会などで爆弾発言をする。
敗れるにしても次に生きる爪跡を残す。本当に勝ちたいのなら事前の準備を組織つくりからしっかりやる。
東京は先程述べたように、PR会社が選挙でも認知されてきているが、多分九州はまだまだ先で、
相変わらず選挙屋さんと呼ばれる古い体質の人たちが幅を利かせ暗躍する。
そんな中、高校の先輩の東国原知事が当選した。
選挙中も、そのやり方に私は感心していた。
彼はPRを充分に意識していたと思う、彼のブログからもPR意識が高いのが分る。
古い体質の我が父親は最初から馬鹿にしていたが、私はひょっとするとひょっとするよと父親に言った。
当選後父は何も言わなかった。どちらかというと応援しているようだ。
私もPR会社として、是非あのようなドラマチックな選挙をサポートしたいと改めて思った。
だから今も公言する、是非選挙のPR作業の仕事を下さいと。