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トランプのブラックジャック

2016年11月10日

次期アメリカ大統領にドナルド・トランプが決まった。

私たちにとって「ドナルド」は、これまでディズニーのドナルド・ダックが馴染みが深いが、今後ドナルド・トランプの方がメジャーになっていくかもしれない。またトランプと言えば私にとっては、トランプタワーよりタモリの親戚のトランプマンだ。(ちょっと古い?)

そしてカジノで人気があるトランプゲームが、ポーカー、そしてブラックジャックだ。ディーラー1人に対して、3~6人程度の複数プレイヤーが、お互いカードをめくり、カードの合計を21に近づけた方が勝ちになるゲーム。(21が最高で、21以上はバーストになり失格)今回の大統領選で、クリントンは余計な1枚を引いたような気がする。過ぎたるは及ばざるが如し。(私の勝手な憶測です)特に最後に有名ミュージシャンを呼んできたのは、なりふり構わない感じがして、”あれっ” と感じた。

カードのブラックジャックで悩むのが自分の持ち札が18で、ディーラーの1枚目が絵札(10点)の場合だ。この時に一番大切なのは、これまでのゲームの流れ、場の空気を読むこと(あくまで私の考えです)。 これまでの空気を読んで、クリントンは余計なことをせず、相手の土俵(誹謗中傷合戦)に乗らず、上目線で戦っていたらそのまま優勢勝ちできたのでは。多分勝てると思っていたが、念のためにダメ押しでミュージシャンを呼んだのだと思う。最後の最後でミュージシャンを呼んだことにより、投票をどちらにするか迷っていた人たちで、クリントン側に流れた人より、明らかにトランプ側に流れた人が多かったのでは。

アメリカの大統領選は、広告代理店ではなくPR会社が戦略を練るようだが、クリントン側は明らかに空気を読み違えた。片やトランプ側についたPR会社は上手に空気を作り、そしてゴールした。私的にはかつての地元宮崎の東国原知事が選挙中盤から「ひょっとしたら」を感じさせたことを思い起こさせる出来事だった。今後のトランプ氏と東国原氏の動向を注視していきたい。