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メセナ

2010年6月30日

今日の新聞に、ある企業のメセナ賞受賞の記事が出ていた。
まだ残っていた、「メセナ」って懐かしい言葉である。
バブルの頃、盛んに言われていた。
メセナ(文化支援活動)、フィランソロフィー(社会貢献活動)この二つの言葉に様々な企業が資金をだした。
但し本来はメセナでもフィランソロフィーでも、あくまで企業名を出さずに金を出すのが基本だったのに。
日本ではPR手法の一つとして捉えられ、どこの企業が金を出したかを発表していた。
従って現在のこの不況ではそんな金もなく日本では死語になっている。
今は文化活動を応援して金を出す場合でも協賛として正しく表示されている。
先般TVを見ていたら世界的環境問題対策団体の活動費が実はドイツの車メーカーが出しているとの報道があった。
普段表には、企業名は一切出てこないが調べてみるとそうだと言うことだ。
これだけでも凄いイメージアップだ。
本当のフィランソロフィーをしている方が本当はPR効果が大きいのでは。
元来イメージアップの為にやっているのではなく、利益の社会還元という考え方のはずだ。
そんなことを日本でほざいてもしょうがないが・・・・。
どこまで行ってもヨーロッパには勝てないような気がする。
利益の追求ではなく、社会での企業の存在価値みたいなものが・・・。
不況の時だからこそ、こんな精神を企業は発揮して欲しいのだが・・無理か。
福岡でのこのての話では必ず、九州電力や福岡銀行が候補に上がるが、ある意味、あたりまえ感があり、
逆に嫌味感を感じるのは私だけだろうか?
成り上がり企業ではなく、少額でもポリシーを持ってメセナやフィランソロフィー活動をしている
渋い企業をもっと報道して欲しい。(あるかな?)