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夏の風物詩

2010年7月26日

ここ福岡で、夏の風物詩と言えば山笠だが、もう一つある。
それは夏にある金鷲旗、玉竜旗大会。
高校生の柔道と剣道の男女全国大会である。
博多築港のすぐ近くの会場で毎年開催されている。
ある年、半年間に渡る港PRの仕事で現場に張り付いていた時期があり、
暇な時、この会場によく覗きに行っていた。
5人1チームでの勝ち抜き、トーナメント形式での試合があり、
一回戦では、先鋒の5人抜きが、たびたび会場で名前をアナウスされていた。
もちろん全ての試合は見ていないが、この大会の魅力は充分堪能できた。
柔道はやはり男子が迫力があり、ドラマチックな逆転などがあり楽しめる。
でも私が一番魅了されたのは女子の剣道である。
試合に向かう前の面をつける動作の凛々しさ。
負けて面を取る時のはらりと広がる黒髪と負けた悔しさと潔いまなざし。
そしてまだ若い少女たちの勝って、会場を離れて自分たちの席に戻った時のあどけない喜びの爆発。
私の気分は殆ど宝塚を見に行った時と同じ感覚になっていた。
暑苦しい女子の柔道とは全く別ものである。
そして初優勝を勝ち取っ高校には、ひたむきに努力する大切さと仲間を信じることの尊さを教えてもらった。
今年は特に暑いが、きっと女子剣道にはいつものように爽やかな風が吹いているだろうなと思う。
今日決勝戦。