今日はクリスマスイブ。
かつて、地元月刊誌に短編小説として”聖夜”を応募したことを思い出した。
初応募、初掲載であった。
いきなり掲載されて嬉しかったが、
だがそれまでの掲載作品を読んでいたので、多分採用されるのではと思っていた。
逆に、簡単に掲載されたことにより、ちょっとやる気がなくなってしまった。
東京の媒体に送るほどの才能も根気もないし、
その後、直ぐにもうひとつの地元誌にも応募したら、やはり掲載された。
これで完璧に書くことを止めた。
あれから20年が経ち、仕事を真面目にやってきたが、
書くことへのこだわりは全くなくなっていた。
今回この不況で、ふと思い出したのだと思う。
今、年金生活者になって小説、特に私小説を書く人が多いという。
多分私みたいな人ではないだろうか?
出版詐欺に騙されないようにしよう。