前にも書いたと思うが私は左の耳が聞こえない。
小学4年生の時、お多福風邪に係り、直ったら聞こえなくなっていた。
ついでに言うと赤緑色弱で味盲（特定の味を認識できない）で、鼻は鼻血が出やすかったので手術をした。
つまり頭部にある器官はいずれも何かしら障害がある。
目が見えないと他人からも分るが、それ以外の障害は見た目には分らない。
両耳聞こえないのでなく、片耳が聞こえないのは殆ど日常生活では他人には分らないが、
これが私には一番の障害である。
聞こえない耳、左の方から話しかけられると殆ど聞こえない、何度も聞き返し会話が成立しない。
電車や車でたまたま知人が左側に座ったら最悪である。
又、これは片方聞こえない人だけが分るのだが、片方だと音がどの方向から来たのかが分らない。
一番分りやすいのが、机の上の何台かの電話の一つが鳴った時に、どの電話か分らない。
片方の耳だけではステレオになっていないためらしい。
中国語学習で、発音が聞き取れないのもこのせいだと思っていたら、
先般中国語を習って普通にしゃべれる方が、実は私と同じで片方の耳が聞こえないと聞かされた。
ずっと中国語が上達しないのは耳のせいにしてきたのにショックである。
普通に考えれば、そのせいなら日本語だって聞き取れないはずである。
つまり中国語が上達しないのは単に私の努力が足りなかっただけであった。
勝手な思い込みとは恐ろしいものである。
加油我！中国語学習。
