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若者農業

2010年7月12日

農業が脚光を浴びている。
私はこれまでも次に来る産業は農業だと言っていたが、
最近、色んな情報でひしひしとそれを感じる。
昨日、私が住んでいるマンションに新しく越して来られた方と話していると
元証券マンで、今は農業をやっているという。
決して前の仕事に疲れて、癒しで農業を始めたのではない。
年齢的にも30台であり、癒しを求める年代ではない。
話を聞くと以前から私が言ってるマーケティング農業をやりたいという。
政府やJAを頼らず、独自の商品開発と販売ルートの確立を目指していると言う。
その中にはPR手法もちゃんと考えられていた。
もちろん設備投資も見栄やJAの勧めで買うのではなく、必要なものだけをうまく借りてくると言う。
これであれば現在自給率40パーセントの日本であれば充分採算が取れると思う。
アジアへの販売も考えているようだ。
他の業種と同じように農産物での海外進出だ。
これにうまくグリーンツーリズムや地域コミュニティ活動が加われば将来は明るい。
以前電通のマーケティング部長を早期退職して壱岐の島で農業を始めた方がいた。
九州地区では栽培が少ないイタリア野菜を栽培して、九州のイタ飯屋に販売するというものだった。
マーケティングは素晴らしかったが、やはり都会暮らしに農業は辛かったようで挫折してしまった。
それまで高給取りで、多分蓄えも充分にあると、本格的農作業は辛いと思う。
年齢的にもきつかったようだ。
その点今回の元証券マンは期待が持てる。
全国的に彼のような農業が広がっている。
JAは既に形骸化しており、存在価値を無くしつつある。
戦後の安定した食糧自給を支えてきたが、今は変革が求められている。
頑張れ若者農業!日本の農業!