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PRに望まれること

2010年6月16日

最近、PRに関する問い合わせ、弊社への関心を持って頂ける方が多いようだ。
是非一度話を聞きたいとか、相談に乗ってほしいとかの連絡がある。
多分この不況で広告費を削減するにあたり、どこかでPR(パブリシティ)の手法を聞きつけたのだろう。
しかしこれまでもそうであったが、会ってみるとPRの認識のずれを感じてしまう。
初対面にも係わらず、よくあるコメントが
◇いくら出すとどこに掲載、放送されるのか?
◇うちの会社だとどこが取材されますか?
◇この件をお願いするといくらですか?
などがある。
明らかに広告を安くやろうとの意識だ。
私は初対面でこのような方々にはいつも
「失礼ですが、パブリシティという言葉をご存知ですか?」と聞くようにしている。
10人中9人は知らない。
その方々には時間の許す限り、広告とPRの違いについて説明し、
PRの手法、また効果についても聞いていただくようにしているが、
殆どの方が上の空で、「そんなことはどうでもいいから、この案件だとPR的にはどういう結果が出せるの?」
という顔をされる。
そのような方には、「広告は即効性、費用対効果が望まれますが、
PRはその考え方に馴染みにくく、長期的視野で考えないと効果はありません」とお伝えしている。
半分以上の方々がそこでがっかりされる。
しかし根気よくPRと広告の違いをお伝えしていくことで、今回はだめでも次回思い出して頂き、
活用いただけると思って毎回説明している。
今日もその手の電話であったが、ちょっとひどくて
「○○さんの紹介なのですが、お金がないのでTV局の番組ディレクターの電話番号を教えて下さい」
というもの。最悪である。
たぶんこの人の発想で行くと既に私とも知人ということにして、
番組ディレクターに電話し、番組で取材してもらえるのではと思っていると思う。
九州にありがちな人間関係だけで全てを突破し、目的を達成できると思っている。
声を大にして言いたい、『PRって人脈で仕事を達成するのではなく、
マスコミの個別ニーズにきめ細かく情報を提供して掲載、放送されるものですよ。
マスコミにプッシュするのではなく、提示して選んでいただくのです。』と。
でも正直に言って確かに広告よりは費用対効果は高いと思う。
パブリシティを理解してからの仕事のオーダーをお待ちしております。