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2010年6月3日

鳩山首相が辞めたが敢えて別の話題で。
最近、読売新聞に郷土の英雄、小村寿太郎が連載されている。
坂本龍馬に遜色ないくらい、明治維新で活躍した人だ。
歴史の教科書では、日露戦争勝利後のポーツマス条約締結時の全権代表として掲載されている。
だが全国的にはあまり知名度がない。
今日知ったが、彼は身長が150cmしかなかったようだ。
明治の人は結構大きいので、目だって低かったのではないだろうか?
思うに、この身長の低さが、英雄としての認知度が低い原因のような気がする。
TVや映画で、彼の物語をやらないのは、背の低い主役を張れる俳優がいないからではないだろうか?
西郷隆盛のように180cmを超えるのならまだいる。
もちろん身長だけで演技をするわけではないが、
普通の人がこの役をやるとやっぱり基本的なイメージが違うような気がする。
先入観やイメージが前提であるとなかなか難しい。
従って映像での浸透がないので、英雄としてイメージが湧かないのでは。
坂本龍馬は懐に手を入れてブーツを履いているイメージが、
西郷隆盛は着物で犬を連れているか軍服のイメージがある。
それは銅像になっていることもあるが、これまでTVドラマなどで多くの役者の演技があったからでは?
私は多分、彼は身長を引いても余りあるほどの眼光が鋭い人であったような気がする。
それは、ポーツマス条約で話し合いが暗礁に乗り上げた時、
「もう一度(戦争)やるか」とロシア側に向かって言った、
ということを高校の歴史の先生が誇らしげに語ってくれた影響だと思う。