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テレビの力

2010年8月10日

昨日行われた長崎原爆慰霊式典のニュースが流れていた。
改めて思った、テレビの力は凄いと・・・。
新聞等でこの慰霊の日を機に多くの有識者が平和への大切さを述べているが、
どんな言葉より、原爆で教え子を失った、老いた元女性教師の平和を願う歌う姿が
式典で大きくクローズアップされ心を打った。
それまで慰霊の日であることも平和が大切であることも充分知っているつもりであったが
その画面を一瞬見ただけで、背筋が伸びたような気がした。
私の認識は甘いと・・・。
かつて、TV番組の取材に一週間同行したことがあった。
スタッフはTV局ではなく、制作会社の人間で、そのやっつけ仕事ぶりにちょっと驚いた。
台本どおりではあるが、真実を伝えるのではなく視聴率を取る撮り方。
端的に言うと下品。
しかしこの番組は全国ネットでそこそこの視聴率。
民放では優秀な製作スタッフだろう。
これが民放とNHKの違いと言えばそれまでだが、違和感がある。
この製作スタッフはTVの力、影響力が本当に分っているのだろうか?
映像の専門学校で正しいアングル、台本の書き方を学んだだけで、哲学が無い。
門外漢の私が言ってもしょうがないが、視聴率を気にするスポンサーではなく、
カメラの後ろにいる大衆の目を意識して欲しい。
多分そのほうが視聴率が取れると思うが・・・甘いか?