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古い友人

2010年5月11日

かつて「スピード」という映画があった。
第二作のスピードでは、一作目主演のキアヌリーブスとサンドラブロックは、
極限の中で知り合った二人は、平和な日常では分かれてしまったという解説があった。
1998年、長野オリンピックの聖火広報担当を勤めた。
その時、一緒に聖火の広報作業をしたKさんがいた。
正確には、一緒に作業したのは日本海ルート聖火出発の沖縄とゴールの長野だけで、
それ以外は、お互いに聖火コースの日本海側の各県を一つ置きに前乗りして広報活動を行った。
私が熊本、佐賀、山口、広島等で、彼が長崎、福岡、広島という風に、
交互に県での聖火広報を行った。(鹿児島は太平洋ルートの出発県)
ほぼお互い毎日極限の中で、状況報告を行った。
特に、その時には聖火が消えた時の報道対応に関しては綿密な打合せを行った。
そして1ヵ月後のゴールの長野で聖火3ルート(日本海ルート、太平洋ルート、北海等ルート)の
広報担当6人が、慰労の為、長野の古びた温泉に行き、お互いをねぎらった。
多分Kさんに実際にあっていたのは5日も無い。
だが極限でお互い一つの火(日本海ルート聖火)の広報作業をしていた彼は正に戦友であり、
大切な友人だ。
あれから10年以上経ったのに今度また東京で呑む約束をした。
これまで3~4回ぐらい会っているが、話しはいつもあの極限の聖火広報の話しだ。
益々つながりが深まっているような気がする。
男同士の極限状態はつながりが深く長く続く。