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母の味

2010年6月28日

今日の新聞に、女性有名スポーツ選手の母の味が”鶏のから揚げ”だと掲載されていた。
総体的に女性はなぜ鶏のから揚げとパンが好きなのだろう、男は刺身か?
性別的な好みの違いは何から発生するのだろう。
個人的にはバニラアイスが好きである。(子供体質か!)パンはそれほどでもない。
やはり食感だろうか? 
麺が好きな人は母親の乳首の感触が忘れられず、
麺をすすった時の唇の感覚が似ているから好きだと聞いたことがある。
食品メーカーの研究室に是非聞いてみたい質問である。
私の母の味を考えた時、出てこない。
貧しくもなかったが、裕福でもなかった食生活であったと記憶している。
母がうどんが好きだったので、私も麺類が好物であり、
私の育った地域では納豆を食べる習慣がなかったので、今でも納豆は苦手だ。
母の味は思い出せないが、記憶に残っているのが小学生の時、ある日の赤飯。
祝い事でもないのに今日はなぜ赤飯なのと聞いたら、母が男は黙って食べなさいと言われた時の
男はという科白の違和感が長く記憶の底に残っていたが、それが解明されたのは随分後のことだった。
わけを知った時、あの時の不思議な決まりの悪さの顔をした妹の顔を鮮明に思いだした。
これが唯一思い出せる母の作ってくれた記憶に残る味である。