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自分の子供を地元に戻したいか?カムバックキャンペーンから考える地方創生と地域創生

2016年5月16日

少子高齢化と共に地方創生が叫ばれている。最初は地域創生とも言っていたような気もするが・・・・。

2050年頃には、日本の人口が、約2/3の8千万人になり、労働人口が減り、シニア世代の平均寿命はますます伸びる。

全体に占めるシニアは3分の一を越える。私の世代以降の方々だ。もしかして私も生きているかも・・・。

世界で初めての国の衰退状況に、特に地方の過疎化が止まらない状況に、世界中が対処方法を注視している。

かつて、嫁不足の町で、「農家に嫁に来ませんか」イベントを企画した時、町長が取材を受け、自分の娘は都会のサラリーマンに嫁がせたいと言っていたニュースを聞いたが、世の中全体が、この状況のような気がする。

全体がある方向に向かった方が良いのは十分承知しているが、個人レベルの幸せを考えた時に逆を理想とする。
Iターン、Uターンキャンペーンを県を挙げて行っている人でも自分の息子は東京の有名大学に入れ、東京で出世してほしいのと同じだ。全体を動かそうとしても、個々は決して動かさない。まず公務員が積極的に自分の息子、娘を田舎に戻せばと思う。

自分の子どもを戻したくない状況で、美辞麗句を並べたカムバック故郷キャンペーンに説得力はないのでは。